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■Thierry Allemand (et Nicolas Renard)
ワイン名:VdT "Saint Perlay" 何度か言及してきましたが、天才的な才能を持った造り手の1人で、白ワインに関してはかなりの高みに達していると思うのがロワールのニコラ・ルナールです。しかし残念ながら現在、彼のワインを飲むことはできません。というのもワイン造りに従事していないためです。彼を知る人によると才能は天才的だが、一緒には仕事ができないと言われる、いわば孤高のアーティストのような存在です。そんな彼が久しぶりに表舞台に現れたのが、シラーの究極のエレガンスを表現するコルナスのティエリー・アルマンの下でした。コルナスの職人であるティエリー・アルマンの下で芸術家ニコラ・ルナールが手がけた白ワイン・・・飲まないわけには行きません。 抜栓すると南仏のワインらしい厚みと濃密さのある果実の香り。やや甘みを含んでいそうな雰囲気を感じさせます。しかし、口に含むと十分なミネラル感を感じさせてくれ、あたかもロワールのような爽快感があります。ニコラ・ルナールのワインにあった草原を駆けるような涼しい感じは無いものの、明らかにニコラ節の効いた極上の白ワインです。最も、今現在の味わいだと将来性こそあれ、分かりやすい美味しさという感じではありません。あくまで、このワインの本領は別の次元にあると思わせてくれる面持ちです。 ということで本領発揮はまだまだこれから・・・を期待しつつ次はいつニコラのワインが飲めるのでしょうか・・・。ちなみに澱がたっぷりと残されているので、このまま放置するとド還元して臭くなってしまう危険性もあります。このワインが極上の姿になるかは、まさに賭けです。ニコラ好きによるニコラ好きのためのワインということで、私はガッツリ買い占めたいと思います。 |
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