Sylvain Saux

   

ワイン名:Pechigo Mauzac demi-sec 
造り手:Sylvain Saux 
ヴィンテージ:2000 
輸入元:コスモジュン 
飲んだ日:5/26 価格:2,993円 >>買ってみる  

ざっとこのワインのことを調べてみようとネットを検索してみてもこのワインに関して、というかこの造り手に関してコメントしているblogなど全然見つかりませんでした。もしかしてblogで紹介してはいけないワイン?なのかもしれません。その禁を破って個人的に大好きなこの造り手のワインを久しぶりに飲んでみました。 

シルヴァン・ソーはリムーという地域で挑戦的なワインを造る自然派の造り手です。このワインを紹介している新井順子女史によると、造り手はたまたまサロンで見かけた無愛想な兄ちゃんでこういうぶっきらぼうな性格の人間にいいワインの造り手が多いとか・・・。南仏でありながら綺麗な酸に惹かれて輸入を決めたとか。 

抜栓初日。ドゥミ・セックなのではなから1日で飲みきる気はありませんでしたが最初はかなり特異な香り。この香りはまるでビニール!甘みもドゥミ・セックというほど強くは無く、確かに酸味は綺麗です。かなり難解なワインでポテンシャルも感じるもののコレ!っていう美味しさが見つけられなくて、初日は撤収。 

2日目やや濃い色調になってきて旨みやスモーキーな香ばしさも出てきました。イースト香っぽいフレーバーがあり甘みも感じられるようになってきました。相変わらずビニール香は感じられるのですが、だんだんそのニュアンスは感じにくくなってきます。3日目に突入するとドゥミ・セックらしい甘みに上質の苦味が出てきてだんだんその本領を見せてきました。ワインとしてまた造り手として才能を感じるもののプログレッシブロックのような・・・そうピンク・フロイドじゃなくてキング・クリムゾンのような狂気と冷静と高潔さと計算的なそんな面持ちを感じ、じつに難解なワインと相成ってしまいました。